神社で出会った白龍

宇宙

今回は珍しく、筆者の体験談を書いていこうと思います。日記の様なものですので、ご興味があれば呼んでくれると、筆者も龍も嬉しいです😄

導かれる様に神社へ

筆者がまだ20歳くらいの頃の話しです。

とある霊能者から、あるYouTubeをオススメされました。自称龍と話せる霊能者が「これでみんなも億万長者〜!」なんて言ってるYouTubeでした。

始めは龍ってなんだろうからなんで、楽しくみてたんですが、次第にお金の話しかしなくなったんで、すぐに見るのをやめました。ですがそこである程度、龍というのがどの様な存在なのかは大枠は理解できたので自ら龍を祀る神社を探し足を運ぶことにしました。

ネットでは龍に歓迎されてるサインなんてページをよく見かけますよね。当時の筆者もしっかりチェックして、キョロキョロしながら神社に向かったのですが、着くまで何も起こらずと言った具合でした。

向かったのは、神奈川のとある神社です。観光スポット化していて、子供の頃に何度か訪れたこともありますが、元々が姥捨山だった事もありお世辞にも運気がいいとも言えず気は進みませんでしたが、龍というものの入口としては、近くに龍を祀る神社が無かったため腹を括ってそこにすることにしました。

敷地内に入ってみると、ここは大都会かというほど人やら店やらでごった返し💦

神社とは思えない程空気が悪く、龍を探す所ではありませんでした。神社での作法を済ませると、なるべく人のいない1人で集中できる場所を探しました。

神社のマナーとして、山道や既存の道を外れるわけにはいかないので観光スポット化した神社で1人になるのは難しいかと思いながら歩いていると、なにやら整備された細道を見つけました。

そこを辿ってみるとなんと、最低限人が歩ける道は整備されているものの、小さな林が広がっていました。そこには余計なものは何もなく、ただ一つ大きな石碑があるだけでした。そんなところに人はいるわけもなく、むしろ木の上にはたくさんのリスが走り回っているほどでした。ちょうどその位置は海に囲まれた山の上なので、波の音と風が吹き抜け、先程までとは別世界に感じました。

ようやく人混みを抜けた筆者は最早龍どころでは無く、ひと休憩を優先することにしました。

筆者がいるその林は切り立ったてっぺんにあり、落ちれば崖という所でした。それでも広さは詰めれば7.80人ほどは入れるほど広かったですが💦

その場で土の上で仰向けになり、風や波の音を聞きながら、すぐ上の木を走り回るリス達を眺めていました。

そんな事をして15分程経った頃でしょうか。

先程まで、吹き抜ける様な海風に揺れていた木々の音が変わり始めました。

筆者がいる切り立った林の周りを風がグルグルと回る様に木々が揺れ出したのです。何周も何周も。しかしその風は決して林の中には入ってこずただ林の外の葉が揺れ続けるだけ。

不思議な事ですが、筆者の心は落ち着いていました。目を閉じひたすら揺れる葉の後に耳を傾けていました。

その時、頭の中で、林の周りをグルグルと回る風が白い煙の様に見えてきたのです。

そして筆者が寝ている目の前の葉が揺れた時、風と音がピタリと止まりました。

白い煙らしきものに意識を合わせてみると、その煙が段々と形を成して龍になったのです。

ハッキリとした形になった時、その龍はまっすぐこちらを見ていました。距離にしておよそ5メートルほどです。そして何かを語りかけてくるわけでもなく、怒っているわけでも喜んでいるだけでもなく、ただこちらを真っ直ぐに見ていました。

どれほどそれが続いたのかわかりません。ただひたすらに目を瞑り、なんの思考もなく、目の前の龍と目を合わせるだけの時間が続きました。

そして恐らく筆者の上の枝を通ったリスが何かを落としたのでしょう。顔に木の実の様なものが落ちてきて、反射的に目を開けました。

するとそこには、さっきまでいた龍が真横を向いた形になった雲がハッキリと広がっていました。

その時の龍とエネルギーを描いたのが下の絵になります。

龍とは自然エネルギーそのものだという話しを聞いたことがありますが、まさにその話し通りに、形は成しているのですが周りの自然のエネルギーとの境界線がハッキリせず、まるで融合しているかの様でした。

その後何も無く、帰宅したのですが数年後この全ての現象に答えが出る事になります。

なぜあの時龍は現れたのか

なぜあの時姿を現したのだろう。常にそれが頭の中にありました。

その神社は確かに龍を祀っています。ですが神社内に喫煙所があったり多くの店が常に出ていたり、さらには山道がキツいためか、神社内にエスカレーターを作ったりと、最早神社の様相を成していない場所でした。

さらにそこは姥捨山にされていた背景があると考えると、本来祀っていた龍そのものがそこにいる事が出来ずに追い出された形になっているのではないか。そう考えると林の外側を回っていって決して中に入らなかったのも納得がいきます。

普段参拝客で溢れている神社ではありますが、そこでの祈りの方向は、過去に龍がいたはずの抜け殻の場所です。

ですから、久々に自分を認識してくれる存在に会えた事が龍にとっても嬉しかったのでしょう。

それからというもの、筆者は定期的にそこに足を運び、1人じゃ無いよ、きっと他にも気づいてくれる人はいる、本来の在るべき姿に戻るまで2人で頑張ろうね、などと話して、2人だけの時間を取るようにしています。

そんなお話でした。最後まで読んでくれてありがとうございます😊

この筆者の体験をトリガーに皆さんの中の何かが開くきっかけになれることを願っています。  

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