エンソ・フェルナンデスとは?チェルシーFCの中盤の司令塔徹底解説!

チェルシー

チェルシーFC

の中盤を支える新星、

Enzo Fernández

は、カタールW杯後、チェルシーに加入。当時のプレミア最高額である170億円でベンフィカから移籍してきた。初年度こそ、ケガとチームへのフィットに苦しんだが、復帰後チームの攻撃と守備のバランスを担う重要な存在となった。

この記事では、エンソ・フェルナンデスの経歴、プレースタイル、今後の可能性を詳しく解説する。

チェルシーでの成長

チェルシー加入後、エンソの成長は目まぐるしい。

彼のプレースタイルで特徴的なのは以下の3点だ。

① パスの精度と視野

ポチェッティーノ政権では、ベンフィカ時代と変わらず守備的ボランチとして、中盤でボールを保持しつつ、前線への正確なパスで攻撃を組み立てていた。

ロングフィードも短いパスも高精度で、チームのテンポを作る役割を担う。

またボール奪取能力が高く、相手の攻撃を中盤で潰すことができる。

プレスの強度と読みの良さで、守備から攻撃への切り替えがスムーズ。

2列目起用

マレスカ就任後、二列目での起用が増え始めた。本来一列引いて、広い目でボールを配球するエンソに対してプレッシャーがより一層強くなる前線は不向きかと思われたが、物の数試合で得点を上げ、以降本職顔負けのクオリティを出し続けている。

特にビルドアップ時中盤でボールを捌いてからの前線への駆け出しは、一級品。こぼれ球を粘り強く押し込む彼の姿は、ブルーズの魂とも言えるだろう。

また戦術や、チーム状況により、ボランチ起用が出来る、リースジェームズ、ラビア、アンドレイサントスなどがいない場合はボランチ起用に戻ることもあり、その際に魅せる正確なパスは健在。二列目での泥臭いプレーとは打って変わり、スマートにボールを捌くプレイヤーへと色を変える。

状況次第では、最終列まで降りてビルドアップに参加する事もあり、戦術理解度の高さも伺える。

攻撃と守備の両方でゲームを掌握する能力があり、試合のテンポを調整する司令塔として機能する。

③突出したキャプテンシー

リース不在時には、キャプテンも務めるエンソ。彼のプレースタイルで最も優れているのは走ること

彼の辞書に手を抜くという言葉はない。

先日のPSG戦では、イージーミスから失点したヨルゲンセンに喝を入れるなど、気の抜けたプレーは味方であろうと許しはしない。

闘志溢れ、攻守に渡り走り続ける彼の姿はかつての23番コナーギャラガーを彷彿とさせる。ギャラガーも、リース不在時にはキャプテンを務め、全試合フル出場、変わらないインテンシティを見せた選手だった。

現地のブルーズには、「ギャラガーは生まれた時からチェルシーだ。」と言わせるほどである。

今のエンソには、ギャラガーの影を感じる人も少ないのではないだろうか。実際にあるインタビューでは、好きなポジションを聞かれたエンソはこう答えている。

「好きなポジションは、ない。その試合で任されたところが自分のポジションであり、どこであろうと勝つために必要な事をするだけだ。」

ここまでチームのために熱い男ならば、ケガがちなリース不在時もメンタル面は今後より一層安定していくだろう。

エンソの弱点

フィジカルも強く、視野も広い。パス精度も高く、ボール奪取能力も高い。一見して穴のないハイレベルな選手だが、これは本来のポジションの話し。

二列目の選手としては致命的なものがある。

決定力だ。

エンソにはシュートが枠に飛ばないことが多いという致命的なものがある。止めたボールを狙ったところに蹴るのと、動いてるボールを枠に入れ込むのでは、求められるスキルが違うというわけだ。

そして、やはりボランチを主戦場とするだけあって、ヤマルやメッシのように個人としてのボール保持力はそこまで高いわけではない。

それでも、決して二列目として、レベルが低いわけではない。足りない技術を頭と闘志でカバーして、攻撃の核であることは間違いない。

むしろ二列目まで上がってくるボランチなど、相手からしたらビルドアップ時の弊害でしかない。カウンターをしようにも、そんなところに守備力の高い選手がいたらなら、カウンターどころではない。

しかし、戦術という枠を取り外し、純粋にトップ下の選手としての評価をすると、同リーグにはエゼ、ベルナルドシウバ、ビルツなど、圧倒的なスター達がひしめき合っている。

しかし逆に言い換えれば、二列目起用をしなければ穴のない選手とも言える

今季も残り少なくなってきたが、エンソに二列目らしい決定力が安定してついてくれば、今のチェルシーは目まぐるしい進化を遂げることだろう。

まとめ

エンソ・フェルナンデスは、チェルシーの中盤で重要な役割を担う若き司令塔である。

自分の武器を活かしつつ、新たなポジションを物にしようとする24歳の若き才能には、今後も目が離せない。

W杯も控えている中、彼は母国アルゼンチンでディフェンディングチャンピオンとして挑む。どのようなプレーを見せてくれるのかも期待していきたい。

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