イングランド・ロンドンを本拠地とする名門クラブ、チェルシーFC。
1905年の創設以来、数多くの名選手がクラブに在籍し、歴史に残るゴールを生み出してきた。プレミアリーグ優勝、チャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを手にしてきた背景には、常に決定力のあるストライカーの存在があった。
ここでは、チェルシーのクラブ史において特に大きなインパクトを残した歴代得点ランキング上位の選手たちを紹介する。
1位 フランク・ランパード(211ゴール)
チェルシーの歴史において、最も多くのゴールを決めた選手が
フランク・ランパードである。
2001年にウェストハム・ユナイテッドから加入すると、約13年間にわたりチームの中心選手として活躍した。
ランパードは本来ミッドフィルダーの選手でありながら、
211ゴールという驚異的な得点数を記録した。
彼の特徴は
・タイミング抜群のゴール前への飛び出し
・強烈なミドルシュート
・PKの高い成功率
などであり、まさに「ゴールを奪うミッドフィルダー」として知られている。
特に2012年の
ではキャプテンとしてチームを率い、クラブ初の欧州制覇に貢献した。
チェルシーの歴史を語るうえで、ランパードの存在は欠かせない。
2位 ボビー・タンブリング(202ゴール)
クラブ史上2番目の得点数を誇るのが
1959年から1970年までチェルシーでプレーし、
202ゴールを記録した。
1960年代のチェルシーのエースストライカーとして君臨し、当時のクラブを支えた象徴的存在である。
スピードと決定力を兼ね備えたストライカーで、
1966-67シーズンにはリーグ得点王にも輝いた。
ランパードが記録を更新するまで、長年にわたってクラブ最多得点記録を保持していたレジェンドである。
3位 ケリー・ディクソン(193ゴール)
1980年代後半から1990年代前半にかけて活躍した
ケリー・ディクソンも、チェルシーの歴史に残るストライカーだ。
彼は1983年にクラブへ加入すると、
193ゴールを記録。
当時低迷していたクラブを立て直す中心的存在となり、
1980年代のチェルシーを支えたエースとして多くのファンに愛された。
彼のプレースタイルは
・ゴール前での冷静なフィニッシュ
・高いポジショニング能力
・チームのために走る献身性
などが特徴だった。
4位 ディディエ・ドログバ(164ゴール)
チェルシー史上最も象徴的なストライカーの一人が
ディディエ・ドログバである。
2004年に
オリンピック・マルセイユから加入すると、
強靭なフィジカルと圧倒的な決定力でプレミアリーグ屈指のストライカーとなった。
チェルシーでは
164ゴールを記録。
特に重要な試合での強さは伝説的であり、
2012年
では同点ゴールとPK戦成功により、クラブ初の欧州制覇をもたらした。
ドログバはチェルシーファンから
「ビッグゲームプレイヤー」
として今でも絶大な人気を誇る。
5位 ピーター・オズグッド(150ゴール)
1960年代から1970年代にかけて活躍した
ピーター・オズグッドも、クラブの象徴的存在である。
彼はチェルシーで
150ゴールを記録。
1970年の
では重要なゴールを決め、クラブに歴史的タイトルをもたらした。
彼の功績は現在でも高く評価されており、
スタジアムである
には彼の像が建てられている。
チェルシーの得点ランキング上位選手
主なランキングは以下の通りである。
1位 フランク・ランパード 211ゴール
2位 ボビー・タンブリング 202ゴール
3位 ケリー・ディクソン 193ゴール
4位 ディディエ・ドログバ 164ゴール
5位 ピーター・オズグッド 150ゴール
6位 ロイ・ベントリー
7位 ジミー・グリーブス
8位 ジョージ・ハドルストン
9位 ジャンフランコ・ゾラ
10位 エデン・アザール
ストライカーだけではないチェルシーの得点文化
興味深い点として、チェルシーの歴代得点ランキングのトップがミッドフィルダーのランパードであることが挙げられる。
これはチェルシーのチーム戦術が、特定のストライカーに依存するのではなく、
・中盤の選手の攻撃参加
・セットプレー
・ウイングからの得点
など、複数の得点源を持つスタイルだったことを示している。
実際、
や
など、ウイングや攻撃的MFの選手もクラブ史に名を残している。
現代チェルシーと新たな得点記録
近年のチェルシーは若い選手を中心とした再建期にある。
クラブは将来を見据え、
・若手選手の育成
・長期契約によるチーム構築
・ポゼッション型サッカーへの転換
などを進めている。
この新しい時代のチェルシーから、
ランパードの記録を脅かすようなストライカーが登場するのか。
それは今後のクラブの歴史を左右する重要なポイントとなるだろう。
